こんにちは。ちゃくら、ひとみです。

つい先日、郵便局の近くで、ちょっと笑ってしまう出来事がありました。
野暮用があって、出入り口のあたりでスマホを触りながら待っていたんです。スーパーや駅ビルでときどき見かける「血管年齢測定」のイベントブースが、すぐそばにありました。
すると、ひとりのマダムが私にこう声をかけてきたんです。
「ちょっと、すぐに血管年齢測ってくれるの?」
私はスタッフさんではないので、「いえ、わたし違うんです」とお伝えしました。ほどなくスタッフさんが戻ってこられて、マダムはこうおっしゃったそうです。
「こちらの方の後ろ姿、すらっとしてきれいだから、つい声をかけちゃったの。ごめんなさいね」
……正直、とても嬉しかったです(笑)。そして同時に、改めて思ったんです。姿勢って、後ろ姿にこそあらわれるんだなぁ、と。
後ろ姿は、生き方がにじみ出る
自分の後ろ姿って、自分ではほとんど見えませんよね。だからこそ、そこには無意識のクセや、日々の過ごし方が、いちばん正直にあらわれます。
スマホをのぞき込む時間、抱っこで丸める背中、デスクワークでの前かがみ。一日の小さな積み重ねが、少しずつ背中を丸め、首を前に出していきます。年齢ではなく、「どう過ごしてきたか」が姿勢を作るんです。
逆に言えば、整えていけば、後ろ姿はいくつになっても変わっていきます。マダムが声をかけてくださったのは、私が特別なわけではなくて、ヨガで背骨をていねいに使い続けてきた、その積み重ねだと思っています。
姿勢は「見た目」だけの問題じゃない
姿勢の話というと、つい見た目の印象を思い浮かべます。でも、姿勢が整うと変わるのは、見た目だけではありません。
背中が丸まって肩が内側に入ると、胸がふさがって呼吸が浅くなります。浅い呼吸は、巡りを滞らせ、自律神経のバランスも乱しがち。つまり猫背は、肩こり・冷え・疲れやすさ・気分の落ち込みにまで、静かにつながっているんです。
反対に、背骨が自然なカーブを取り戻すと、胸が開いて深い呼吸ができるようになります。すると巡りがよくなり、頭もすっきりして、気持ちまで前向きになる。姿勢を整えることは、体の内側ぜんぶを整えることでもあるんですね。
「反らせて頑張る」のは、いい姿勢じゃない
ここで、ひとつ大事なことを。
「いい姿勢にしなきゃ」と思うと、多くの方が胸を張り、腰を反らせて、ぐっと力を入れてしまいます。でも、それは長続きしませんし、かえって腰を痛める原因にもなります。
本当にいい姿勢は、余計な力が抜けて、骨が正しい位置にすっと積み上がっている状態です。頑張って作るものではなく、力みを手放した先に、自然と整うもの。
ヨガでは、固まった背骨やお腹の奥(コア)に、呼吸とともに少しずつ働きを取り戻していきます。だから「気をつけ!」と力まなくても、立っているだけで背すじがすっと伸びる体に変わっていくんです。
すきま時間にできる、背すじリセット
道具はいりません。立ったままできるものをひとつ。
① 足を腰幅に開いて立ち、息を吸いながら両手を上へ伸ばす
天井から頭のてっぺんを引っぱられるイメージで。
② 息を吐きながら、両手を下ろす
背の高さはそのままキープして、肩だけストンと落とします。
③ そのまま、軽く5回呼吸
これだけで、丸まっていた背中がリセットされ、「あ、これが本来の高さなんだ」と体が思い出します。家事の合間や、信号待ちのときにでも。
「100歳まで、自分の脚で」
長く通ってくださっているお客さまと、こんな会話をしたことがあります。
「私ね、100歳まで自分の脚で歩けるように、ここに来てるの」
この言葉が、私はとても好きです。姿勢を整えることは、今きれいに見えるためだけじゃなく、10年後、20年後の自分への投資でもあるから。
背骨をしなやかに保ち、自分の脚で立ち、自分の脚で歩く。その土台を、今日から少しずつ積み立てていく。見た目の変化はすぐには出なくても、続けてくださる方の体は、確実に変わっていきます。
「体が硬いから無理」と思っている方も、どうか心配なさらないでください。硬い場所は人それぞれ。今のあなたの体から、ゆっくり始めればいいんです。
ちゃくらでは、背骨と体の奥から姿勢を整えていく時間をご用意しています。半田のスタジオで、いつまでもすっと伸びた後ろ姿でいられるように、一緒に積み立てていきましょう🌙
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YOGAサロンchakura
ずっと綺麗でいたい!のサポーター
田中ひとみ
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